生成AIの「提案力」を高める。対話と実践で育てる、Dify活用人材

株式会社日立システムズエンジニアリングサービス
第一サポートセンタサービス部 飯田 様
日立グループの一員として、システム開発・運用などのエンジニアリングサービスを手がける株式会社日立システムズエンジニアリングサービス様。お客様から「Dify」や生成AIに関するご相談が増える一方で、「まずは自社がDifyを理解し、使いこなせる状態を整えたい」という想いから、全3日間のDify研修を実施されました。研修にご参加いただいた飯田様に、検討のきっかけから研修で深めた学び・研修の手応えまで、アップグレードの天野・津川が伺いました。

「Difyで何かできないか」に応えたい。決め手は「親身な対応」と「柔軟な提案力」
津川:本日はお時間をいただきありがとうございます。はじめに、Dify研修をご検討されたきっかけについてお伺いできますでしょうか。
飯田氏:はい。お客様から生成AI領域に関するご依頼をいただく中で、Difyというキーワードを耳にする機会が増えていました。一方で、当時はDifyを十分に理解できておらず、「この業務に活用できないか」「Difyで何か実現できないか」といったご相談に対して、具体的なご提案までつなげられないことが課題でした。そこで、まずは自社でDifyへの理解を深め、使いこなせる状態を整える必要があると考え、今回の研修を検討しました。
津川:ありがとうございます。Difyの研修にあたり、数あるサービスの中から、最終的に弊社をお選びいただいた決め手はどのような点だったのでしょうか。
飯田氏:一番は、相談のしやすさや親身に寄り添っていただけた点です。具体的な内容がまだ固まっていない段階から、オンラインで対話を重ねながら「こういう進め方はいかがでしょうか」と資料なども用意いただき、こちらの要望に合わせて柔軟に提案いただけたことが印象的でした。
天野:そう言っていただけて嬉しいです。弊社では、実は「社内でAI活用を進めたい」といった大まかな方向性の段階からご相談いただくことも多く、その中で対話を重ねながら、目的や状況に合わせた最適な支援内容をご提案しています。今回も、対話を重ねる中で、飯田様に合った進め方をご提案できたことが、ご評価につながったのだと感じています。
「教わる」から「ともに考える」へ。対話と実践を重視した研修
津川:今回の研修では、一般的な講義形式ではなく、対話を通じた理解と実践を重視した形式で実施しました。従来の研修との違いを感じられた点があれば、お聞かせいただけますか。
飯田氏:従来の研修では、講師から知識を教えていただく一方向の形式が多く、受講者が聞くだけで終わってしまう部分がありました。今回は、知識を学ぶだけではなく、実際に手を動かしながら一緒に考え、理解を深めていく進め方だった点が非常に良かったと感じています。
天野:ありがとうございます。Difyは実際にアプリを作るプラットフォームだからこそ、操作や試行錯誤を通じて理解を深めていただくことを重視しています。今回も、研修前にテーマやハンズオン内容をすり合わせながら、実践的に学べる形で進めさせていただきました。
飯田氏:まさに、柔軟に対応いただけた点が大きな違いだと感じています。決められた内容を学ぶだけの形式ではなく、こちらの状況に合わせて進めていただけたことが印象的でした。

「研修で学んで終わり」にしない。実務で活きるカリキュラム
津川:研修の中で、特に印象に残っているカリキュラムや取り組みがあれば、お聞かせいただけますでしょうか。
飯田氏:そうですね。特に印象的だったのは、実際に生成AIのモデルを使ってアプリを作成し、自分たちで完成まで進められた点です。加えて、あえてエラーが発生する状況を設け、自分たちで原因を探して解決するデバッグの演習を取り入れていただいたことも印象に残っています。弊社メンバーがつまずきやすい部分にも着目いただき、カリキュラムを柔軟に調整いただけたことが良かったと感じています。
天野:デバッグ演習は、アプリの全容を理解したうえで、一つひとつ原因を切り分けて確認していく内容でした。講師としても、あの演習を通じて皆さんの理解度が一段と深まったと感じていました。
飯田氏:そうですね。さまざまな難易度の課題に取り組む中で、「誰よりも早くエラーを見つけて解決するぞ」という強い意欲が生まれ、研修への士気やモチベーションも高まっていたと感じています。
天野:確かに、研修の盛り上がりや、皆様が主体的に取り組まれていたこと、理解度の向上という点でも、非常に良いカリキュラムだったと感じています。研修2日目終了後に、新たにカリキュラムの調整をご提案した甲斐がありました。
飯田氏:そうですね。あのような状況に応じた柔軟な対応は、私自身も今後参考にしたいと感じたところです。また、非常に実践的な内容だったため、もっと時間をかけて取り組みたかったと感じております。
津川:ありがとうございます。我々も、研修を受けて終わりではなく、実務で活かせる学びにすることを大切にしています。今回、その点についてご評価いただけたことを嬉しく思います。

「受講者の声」からつくる。柔軟な研修設計
津川:先ほどデバッグ演習のお話でもありましたが、今回の研修では受講状況やアンケート内容をもとに、次回以降の進め方やカリキュラムを柔軟に調整していきました。このような進め方について、率直なご感想をお聞かせください。
飯田氏:毎回アンケートの内容を確認いただいたうえで、「ここは良かったのでさらに発展させよう」「ここは改善できそう」と判断いただき、研修期間中にも打ち合わせの機会を設けながら、状況に合わせて内容を追加・調整していただきました。その柔軟な対応からも、非常に親身になって支援いただいているという実感がありました。
津川:ありがとうございます。一般的には、あらかじめ決められた内容で進める研修も多いと思いますが、今回のように各回でカリキュラムを調整する進め方には、どのような違いやメリットを感じられましたか。
飯田氏:毎回内容を見直しながらカリキュラムを作っていただける方が、断然良いと感じています。通常、毎回の研修内容を受講するメンバーの状況やニーズに合わせて調整することは、かなり大きな負担になると思います。決まった研修であれば資料を更新するだけで済む部分もあると思いますが、そこまで寄り添って対応いただけたことは本当に素晴らしいと感じました。
「気軽に聞ける」手厚いサポート体制
津川:講師やサポートメンバーの印象、また研修中のサポート体制や疑問点へのフォローについてはいかがでしたか。
飯田氏:まずお伝えしたいのは、とても良かったということです。研修はどうしても最初は硬い雰囲気になってしまうのですが、序盤から話しやすい雰囲気を作っていただきました。研修の中盤以降は、手を挙げて質問するというよりも、「少し聞いてもいいですか」と気軽に声をかけられるようになり、困った際には講師の方からも「こうした方が良いのでは」と声をかけてアドバイスいただけました。講師の方との距離が近く、皆さんの温かさも感じられる、本当に新鮮な研修だったと感じています。
天野:ありがとうございます。気軽に相談できる雰囲気づくりや、手厚いフォロー体制は我々も大切にしている部分なので、そのように感じていただけて嬉しく思います。また、飯田様にも積極的に研修を盛り上げていただき、皆様が発言しやすい雰囲気づくりにもつながっていたと感じています。
AI活用の道筋を、専門家と描く
津川:最後に、これからDifyの活用や生成AIの取り組みを検討されている企業様へ、メッセージをいただけますでしょうか。
飯田氏:Difyという言葉やツールの存在を知っていても、実際にどのように活用すればよいのか悩まれている企業様は多いのではないかと思います。個人で学習を進められる方もいる一方で、組織全体で取り組むとなると、何から始めればよいのか分からないケースもあります。今回、御社にご支援いただいたことで、Difyに触れ、理解を深める機会を得ることができました。また、知識と実践を結びつけながら学べたことが、非常に良かったと感じています。Difyを含め、AI活用を一歩進めたいと考えている企業様であれば、専門的な知見を持つ方々に伴走いただくことで、より効率的に活用への道筋を描けるのではないかと思います。
天野:ありがとうございます。今回の3日間の研修を通じて、飯田様をはじめ皆様が得られた学びが、今後のお客様へのご提案や課題解決につながっていれば、我々としても非常に嬉しく思います。
